栃木のパーソナルジム

栃木県は関東北部に位置し、海に面する部分のない内陸県である。とちおとめに代表されるようにいちごの生産が盛んで、日光・那須・塩原・鬼怒川・尾瀬・温泉など、観光資源に恵まれた県でもある。関東にありながら、県内に日光国立公園、福島・新潟・群馬と栃木にまたがる尾瀬国立公園と、2つの国立公園を有していることでも自然の豊かさを知ることができる。

栃木県の県庁所在地である宇都宮は餃子の街として知られ、東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線の停まるJRの駅も存在する。JR宇都宮駅の西口には餃子像があり、餃子の街宇都宮を象徴している。また東武宇都宮線の終着駅でもあり、JR宇都宮駅と東武宇都宮駅間は大通りと呼ばれる道路がつなぎ、商業施設などが集中するおよそ1.8kmのメインストリートとなっている。大通りの北側には11.8haの広さを誇る八幡山公園があり、園内には宇都宮タワーのほか大型複合遊具やゴーカート・吊り橋などが設置され、休日には親子連れに賑わう。大通りの南側には宇都宮城址公園があり、市内外からの訪問者のためのビジターセンターの役割も担っている。

日光東照宮に代表される日光エリアには、中禅寺湖・華厳の滝・いろは坂などの観光名所がひしめき、鬼怒川沿いには鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉と、温泉街が連なっている。どちらのエリアも秋の紅葉が美しく、紅葉の時期には観光客の多さで道が渋滞すると言われるほどの賑わいを見せる。県の北部には那須塩原市があり、サファリパークや牧場などの多い那須高原と、温泉で知られる塩原と、ファミリーに人気のエリアが広がっている。

栃木県南部にある足利市にはあしかがフラワーパークがあり、樹齢140年以上と言われる大藤が有名。あしかがフラワーパークは10月下旬から2月上旬にかけてイルミネーション「光の花の庭」を開催しており、これはさっぽろホワイトイルミネーション・ハウステンボス 光の王国とともに日本3大イルミネーションに数えられている。