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超ハードな訓練と医療現場を経験した元自衛官が語る、健康とボディメイクを両立させる方法

インタビュー

2023.1.17

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自衛隊といえば、日々災害や有事に備えて過酷な訓練をしているイメージがあります。そんな自衛隊からトレーナーになったのなら、さぞかしお客様にもハードトレーニングを行うんだろうな。

そう思っていたんですが、WILL BE fitness stuidoの代表トレーナー、田中さんはむしろ真逆な指導法を駆使して、お客様のダイエットを成功へと導いています。

健康もボディメイクも両立する。いいとこ取りなカラダづくりを目指す田中さんの話を聞きました。

(インタビュアー:サトートモロー)

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<田中 綾(たなか・りょう)>NESTA-PFT、救急救命士、准看護師の資格を所持。陸上自衛隊の精鋭部隊に所属、退官後にトレーナーとして活動を開始。自身もボディメイクコンテスト優勝経験有り。テレビ番組SASUKEへの出場、筋肉エンターテインメント集団など幅広く活躍。

「自衛隊のエリート」での毎日が教えてくれた健康の大切さ

ライター・トモロー

田中さん、今日はよろしくお願いします。

田中トレーナー

はい、よろしくお願いします!

ライター・トモロー

(爽やかな人だなあ)プロフィールを拝見しました。田中さんは元自衛隊だったんですね。

田中トレーナー

そうです。陸上自衛隊で、第一空挺団、いわゆるパラシュート部隊に所属していました。

ライター・トモロー

確か、自衛隊の中でも精鋭部隊と呼ばれる集団ですよね。訓練も厳しそう。

田中トレーナー

あるときは30kgある装備を担ぎながら、4〜5日かけて150km歩くなんて訓練もやりましたね。あれはきつかったなあ(笑)。

ライター・トモロー

ハードの次元が違った。

田中トレーナー

ただ一口に第一空挺団と言っても、部隊によって仕事内容は大きく異なります。

僕は衛生兵として医療に従事していました。看護師や救急救命士を持っているのも、その関係です。

その時の経験が、トレーナーを目指すきっかけになりました。

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ライター・トモロー

どういうことですか?

田中トレーナー

医療の現場では、当然さまざまな方が運ばれてきます。悲しい結果に終わってしまう事例もありました。

その中に、肥満が原因で病気を発症し、心肺停止で運ばれてきた方がいたんです。

一緒に働いていた医師は、こうなる前の健康対策の重要性をいつも語っていました。

僕自身も自衛隊での毎日を通じて、いわゆる「プレホスピタル」の活動の大切さを痛感していました。

ライター・トモロー

病気にならないための健康づくり。とても重要ですね。

田中トレーナー

幸い、自衛隊としての活動を通じて、カラダづくりや食事の重要性をいやと言うほど理解していました。

医師にはなれないけれど、一般の方々の健康を助けることはできるんじゃないか。

自分のしたいこと、できることを考えてたどり着いたのが、トレーナーになることでした。

それ以来、WILL BE fitness studioでは一貫して「健康とボディメイクを両立した指導」を心がけています。

健康が前提にないと、ボディメイクは失敗する

ライター・トモロー

健康とボティメイクの両立。もう少し具体的に教えてください。

田中トレーナー

大きく2つあげられます。

まずは、「身体的な自由」を手に入れることです。

カンタンに言うと「以前よりもカラダを動かせるようになる」ですね。

前より軽やかに動けたり、腰の痛みが軽減されたり。運動を続けることで、カラダの不調を改善していけます。

もう1つは、やはり体重です。

体重とは言っても、僕はたとえば「2ヶ月でマイナス30kg!」などの数字は意識しません。もっと大事な数値であるBMI(ボディマス指数)を、ひとつの目安にしています。

*BMI…体重と身長の関係から算出される肥満度を示す体格指数

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

身長160cm、体重60kgの人の場合…50÷(1.6×1.6)=約23.4

田中トレーナー

現在、日本の定める「普通体重」はBMIが18.5以上25未満とされています。太り気味のお客様には、「マイナス○kg!」ではなく、まずBMI25以下を目指そうと伝えています。

ライター・トモロー

同じ数字でも、健康をベースとした値を意識しているんですね。

田中トレーナー

健康を犠牲にすれば、大幅な減量はむしろカンタンです。食事を大幅に制限するか、トレーニングを出来るだけハードにすればいいんですから。

ですが、健康が前提にないボディメイクは破綻します。

きつすぎるトレーニングで音を上げるか、ケガをしてしまうか、あるいは食べない反動でどか食いしてリバウンドしてしまうか。

結果的に、その人は前以上に太ってしまい、健康からも理想のスタイルからも遠ざかってしまうわけです。

ライター・トモロー

なるほど。

田中トレーナー

先ほどのBMIの話で言えば、BMI16など非常に痩せ型の人が「もっと細くなりたい」と言っても、じゃあ体重を減らしましょうとは決して言いません。

そのお客様の健康と理想のスタイルを考えた時、むしろ食事と運動を見直して、体重を増やしつつシェイプアップした方が目標達成できるからです。

過去にこうお伝えして、入会せずに帰ってしまったお客様もいました。でも僕は、それでいいと思っています。

よく運動して、よく食べて、よく寝る。これでちゃんと痩せます

ライター・トモロー

一貫したポリシーがあるんですね。入会したお客様には、具体的にどんな指導をするんですか?

田中トレーナー

よく運動して、よく食べて、よく寝る。ほぼこれだけです。

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え。それだけ!?

ライター・トモロー

シンプルすぎる!

田中トレーナー

もう少し説明しますね(笑)。

運動についてですが、基本的に誰も、苦しいハードなトレーニングを続けたくはないですよね。ムチャをすればケガもするし、心も折れてしまいます。

効いている感覚がある、翌日筋肉痛でカラダがバキバキ。そんな強度じゃなくて、お客様のライフスタイルとコンディションを見て、続けられる強度を常に調整します。

ライター・トモロー

食事についてはどうですか?

田中トレーナー

当然ですが、ジャンクフードを毎日食べていたら痩せないし、そもそも健康じゃありません。

「ちょっと食材や料理のチョイスを変えるだけで、実はこんなに食べていいんですよ」というのを、やはりお客様の食生活の現状と照らし合わせてお伝えします。

もちろん、体重維持よりダイエット優位にすれば、今までより食事量を減らさざるを得ません。

それでも、食事が単なる作業になってストレスが溜まらないよう、バランスは調整します。

ライター・トモロー

なるほど。睡眠についてですが、これはトレーナーさんが直接関われない分野でもありますよね。

田中トレーナー

そうですね。直接指導できる食事・運動がメインになるとは思いますが、睡眠も身体的・精神的な健康には欠かせない要因です。

日々のストレスが原因で、睡眠の質が下がっている人はたくさんいます。そんな時、運動や食事を通じてストレスコントロールをして、少しでも眠りにつきやすい環境を作るお手伝いをしています。

運動・食事・睡眠は健康を支える三角形なんです。

仮に食事コントロールが成功していても、「運動中にめまいがする」「最近ちょっと寝つきが悪い」などがあれば、食事の内容を見直すことは珍しくありません。

お酒が趣味で、毎日いろんな銘柄を飲むのが生きがいの人に、禁酒を宣告したらきっとストレスにまみれてしまいます。

だったら、そのお酒分を帳消しにできるよう、運動にちょっとしたプラスをしていきましょうとする。

トータルバランスで、健康の足し算・引き算を考えています。

無理なく続ける習慣が、ある日ゴールに導いてくれる

ライター・トモロー

田中さんの考える運動や食事指導を聞いていると、「続けられる」ことを強調しているのが気になります。

田中トレーナー

先ほどの150kmの訓練ですが、当然頭の中では「早く終わらせたい!」って思っているんですよ。でも、そうすると「走る」という選択肢しかないわけじゃないですか。

果たして、重い荷物を背負って150km走り続けることはできるでしょうか?

多分、最初の10kmで力尽きて、結局歩くよりも時間がかかってしまうと思うんですよね。

ライター・トモロー

僕なんて、多分1km走っただけでギブアップします。

田中トレーナー

ダイエットやボディメイクも、これと同じなんです。

10kg痩せようと思って全力で食べないダイエットをした結果、3kgくらいで気持ちが切れてリバウンド。

そして、「なんて自分はダメなんだ」と自信を喪失し、理想のスタイルを諦めてしまいます。これが「永遠ダイエッター」の悪循環です。

ライター・トモロー

聞いているだけで恐ろしいですね……。

田中トレーナー

健康って「一生モノ」のテーマじゃないですか。ダイエットの土台に健康があるなら、やっぱり継続できる方法が一番の近道なんです。

もちろん、完全なストレスフリーで痩せることは難しいでしょう。だからこそ、ちゃんと相手が続けられる負荷をこちらが調整して、導いてあげることが重要なのかなと。

実は僕、頚椎ヘルニアと両膝の半月板損傷で、2回手術をした経験があるんです。

ライター・トモロー

うわ、痛そう……。かなりの大ケガをしたんですね。

田中トレーナー

両膝の半月板損傷の時は、約1年まともに歩けない時が続きました。当時僕を担当した医師からは「普通の人なら30代で歩くのが難しくなるかも」と言われていました。

でも、彼はこうも言ってくれたんです。「でも君は、筋肉がしっかりついているから大丈夫。動ける範囲でいいから、トレーニングをそのまま続けてね」って。

ライター・トモロー

日頃ちゃんとカラダを動かしていたから、最悪の事態は避けられたんですね。

田中トレーナー

そうですね。最初は歩くのさえ辛いのに、トレーニングなんて!と思っていたんですが、それでもできる範囲でカラダは動かし続けました。

今は問題なく、自由にカラダを動かすことができます。

ライター・トモロー

うわお……。ケガを通じて、続けることの重要性を体感したんですね。

田中トレーナー

高すぎる目標を前に、人はムリをしてしまうものです。女性なら有名女優、モデルさんを見て、「彼女たちになるために、これだけやらないとダメなんだ」って。

そうやってムリをし続けた結果、最初に抱いた覚悟を上回る苦痛に出会ってしまい、挫折してしまうわけです。

僕も昔は、「トレーニングはハードにやらなきゃダメ」という勘違いがありました。

でも本当は、今自分がやっていて一番楽しいと思える強度を選択することが、最善の道だと気づいたんです。

僕自身、自衛隊の超過酷な訓練を乗り越えてきた自負があります。でも、そんな僕でさえ心折れてしまうことは少なくありません。

だからこそ、お客様の目標が達成できるよう、継続を常に意識して指導します。

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自衛隊への所属、SASUKE出場、タレント活動、そしてパーソナルトレーナー。さまざまなジャンルで活躍してきた田中さんが語るボディメイクは、びっくりするほど「THE・王道」なのが印象的でした。

今できる範囲で、楽しめることをコツコツと。健康的に美しくなるのに、これ以上の近道はないんですね。

それはわかっているんだけど、自分1人だとどうしても挫折してしまう。そんな方は、ぜひ田中さんのようなプロフェッショナルに、頼ってみてください。

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