トレーナーとして大切なことはすべてアメフトで学んだ〜究極のチームプレーで培ったトレーニング法と指導法〜
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アメリカンフットボールは「アメリカが本場」というイメージが強いですが、日本は4年に1度の世界大会で、過去に2度優勝を経験したこともある強豪国なんです。近年は、社会人リーグ・Xリーグも徐々に人気が高まっているところです。
Xリーグの1部リーグで7年間プレーした経験をもつ、町田市のパーソナルジム「Life by 53」の野本トレーナー。彼はアメフトで培ったトレーニング方法を、お客様のボディメイクにも応用しています。きついけど、楽しい!そんなトレーニングを、実際に体験しました。
(インタビュアー:サトートモロー)
<野本拓矢(のもと・たくや)>町田市のパーソナルジム 「Life by 53」の代表トレーナー。アメリカンフットボール国内トップリーグ(Xリーグ)で7年間プレー。NSCA-CPT、中学・高校教諭一種免許(保健体育)の資格を所持。現役時代から取り組んでいた「アジリティトレーニング」を特徴としたセッションを得意とする。
他の競技にも注目される「アジリティトレーニング」
ライター・トモロー
野本トレーナー
トレーニングの3原理
・過負荷の原理(日常生活以上の負荷がないと効果は得にくい)
・可逆性の原理(トレーニングをやめれば筋力は落ちる)
・特異性の原理(トレーニングのやり方で効果は変わる)
トレーニングの5原則
・漸進性の原則(負荷は徐々に高めていく)
・全面性の原則(体を全体的にトレーニングすると効果が高まる)
・意識性の原則(各トレーニングの内容を理解すると効果が高まる)
・個別性の原則(個人によってトレーニング内容は変わる)
・反復性の原則(反復・継続することで効果が得られる)
ライター・トモロー
野本トレーナー
ライター・トモロー
野本トレーナー
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サッカーなどでも注目されている、アジリティトレーニング
ライター・トモロー
野本トレーナー
アジリティトレーニングは、アメフトや他のスポーツで欠かせない、俊敏性や瞬発力を鍛えることができます。
私のセッションでは、ウェイトトレーニング後にアジリティトレーニングを全力で10秒〜20秒行い、短いインターバルでもう一度……というのを繰り返す、HIIT(高強度インターバルトレーニング)に活用しています。
ライター・トモロー
野本トレーナー
そこはお客様の体力レベルに合わせて調整するので、ご安心ください。HIITのいいところは短時間で全力の有酸素運動を行うことで、筋力アップと脂肪燃焼、両方の効果を期待できるところです。それ以外にも、運動機能や心肺機能のアップも期待できます。
それに、アジリティトレーニングは「チーム感覚」でやれるので、「辛いけど楽しかった!達成感が得られる」とおっしゃるお客様も多いんですよ。
ライター・トモロー
野本トレーナー
そこにスポーツ的な動きが組み合わされることで、爽快感やリフレッシュといった気分を味わえます。
アジリティトレーニング体験しました!しんどくて楽しかった
ライター・トモロー
野本トレーナー
アジリティトレーニングって、特に名前がついていないものが多いんです。最初にやる種目ですが、私は「ジャブステップ・スクエア」と呼んでいます。
ライター・トモロー
野本トレーナー
ライター・トモロー
ライター・トモロー
こ、これ、見た目はなんかスローモーションっぽい動きですけど、かなりキツイですね。
ゼェ、ハァ。
2セット目、足が全然上がらなくなりました
ゼェ……。
野本トレーナー
〜数分後〜
野本トレーナー
ライター・トモロー
野本トレーナー
ライター・トモロー
野本トレーナー
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野本トレーナー
ライター・トモロー
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野本トレーナー
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野本トレーナー 今みたいな種目では、奥様に指示を出してもらうなんてやり方も面白そうだなと思っています。
ライター・トモロー
すっごい、疲れました
「合理性の中に感情を」究極のチームプレーで身につけた指導法
ライター・トモロー
野本トレーナー キックオフでボールを蹴るチームと、それを守るチームでも分かれます。誰が何をすべきか。それがはっきりしているアメフトは、非常に合理性を重視したスポーツです。
ライター・トモロー
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合理性の中に感情を
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スクワット1つにしても、「なぜやるのか」「お客様にとってどんないい効果があるのか」を、会話のキャッチボールをしながら伝える努力をしています。これは、教員免許を取るための教育実習時代から徹底していました。
ライター・トモロー
野本トレーナー
たとえば、お客様はAという種目をやりたいけれど、私としてはよりお客様の目的に合った、Bという種目をオススメしたい。この場合、どちらの種目をやるのがいいでしょうか?
ライター・トモロー
野本トレーナー
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野本トレーナー
笑顔と優しい口調が印象的な、トレーナーの野本さん。アジリティトレーニングでは、ちょっとSっ気を交えて楽しくトレーニングを提供してくれました。トレーニングや会話の内容が合理的だと、納得感を得られます。さらに、こちらの感情をくみ取って指導をしてくれることは、相手への信頼にもつながります。
チームスポーツの最前線で戦ってきたからこそできる、野本さんの気配り。それを十分に理解できる1日でした。