EMSは効果なしって本当?消費者庁の情報もあわせて徹底検証
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「EMSって着けるだけでトレーニングできるみたいだけど、本当に効果あるの?」
「効果なしっていう口コミも結構見るから迷うなぁ」
そんな疑問を持っている人に向けて、ここではEMSにできること・できないこと、低評価レビューの分析、そしてEMSの使用で期待できる効果などを解説していきます。
さらに、消費者庁が2020年にEMS機器の販売業者4社に対して出した措置命令についても解説していますので、EMS選びの参考にしていただければ幸いです。
EMSに期待できる効果と期待できない効果
どんなに優れた機器であっても、本来の用途と違う使い方をしたり、間違った使い方をしていては、効果が出なくても当たり前です。
電気の力で筋肉に刺激を与えるEMSも、たとえばEMSではできない用途を狙っていたとしたら、期待する効果は得られないのです。
では、そもそもEMSの用途や、EMSにできること・できないこととは何なのでしょう?
まずはそこからお伝えします。
EMSに期待できる効果
まず、EMSはElectrical muscle stimulationの略で、「電気的筋肉刺激」という意味です。
筋肉は動物が持つ組織のひとつで、収縮することにより力を発生させる運動器官の一つ。
そしてEMSは、電気の力で筋肉に収縮を起こし、運動へと繋げます。
だからこそEMSは、スポーツの現場でアスリートのトレーニングや回復ツールとして使用されてきました。
また、リハビリテーションや筋萎縮予防などの目的で、医療の現場でも使用されています。
それは筋肉を電気によって刺激することで、運動効果を得ることができるからです。
現在では、この運動効果をダイエットやボディメイクに活用する製品が数多く登場しています。
参考:【EMSとは?】EMSがわかる!効果・メリット・デメリットなどを詳しく解説
参考:wikipediaより「Electrical muscle stimulation」
EMSに期待できない効果
EMSは電気の力を使う性質上、電気を通さない性質を持つ脂肪にはほとんど働きかけません(脂肪組織の中にある血流に、わずかに働きかけるのみです)。
つまり、脂肪を直接減らすような効果は期待できないのです。
ただ、筋肉の発達を通じて、間接的に脂肪燃焼を働きかけることはできます。
なぜなら、筋肉が増えれば基礎代謝量の上昇に繋がり、より多くのエネルギーが消費されるようになるからです。
また、エネルギー消費が増えるということは、体内の脂肪をエネルギーとして使用することにも繋がります。
そしてこれらのことから、EMSはダイエットやボディメイクに活用することが可能となるわけです。
さらに、EMSのよいところは、何らかの理由で思うように運動できない・カラダを動かせない人でも、装着するだけで運動効果が得られることです。
筋肉に働きかけて筋肉の発達をうながすことで、自分自身で運動が行えるようになるための土台作りにも役立つのです。
ただやはり、ダイエットのみを目的とするのであれば、EMSはあまり効率的とは言えません。
EMSを使って効果的なダイエットに繋げたい場合は、EMSと共に実際の運動を並行しておこなうことが推奨されます。
EMS単体で使用するよりも、自分で運動だけするよりも、より効率的に大きな効果が得られやすいためです。
EMS機器の「効果なし」というレビューを解説
口コミサイトで500件以上のレビューがあった某EMS製品を参考に、低評価レビューを解説していこうと思います。
ちなみに、その製品の低評価のレビューは、全体の10%ほどありました。
そして低評価レビューの具体的な内容を見てみると、以下のような口コミが見られました。
・説明書が難しくて使うのが面倒になった
・製品の不具合があった
・1か月くらい使ったけど体重が減らない
ここでは、これらについて解説していきます。
説明書が難しい
EMSを説明書通りに使えているかわからないため、厳密には効果のレビューではありませんが、ピックアップした製品の低評価レビューに比較的多く登場したのがこの内容でした。
EMSは基本的に、付属のパッド(ジェルパッドやジェルシートなど)をEMS本体と接続し、鍛えたい部分に装着してスイッチを入れれば使えるものです(本体とパッドの一体型もあります)。
説明書には、こうした使い方のほか、使用法の注意や、お手入れ方法などが記載されています。
確かに説明書は読むのが億劫になるようなものも少なくありませんが、効果的に使用するためにも、正しい使用方法と注意事項などはしっかり読み込む必要があります。
そのため、説明書が分かり難いというレビューが多い場合は、購入の前に注意が必要です。
製品の不具合があった
電源を入れても起動しない、刺激の調節ができないなど、機器の不具合に関するレビューも見受けられました。
こちらも効果のレビューではありませんが、製品を選ぶうえでは大いに参考になります。
そもそも自分が購入した製品が不良品だったら、それはとても不愉快なものです。
不良品を避けるためにも、なるべく信頼のおける確かな製品を購入したいもの。
レビュー全体の件数に対してあまりに不良品のレビューが多い製品は、購入を避けることをオススメします。
体重が減らない
EMSは電気の力で筋肉に刺激をあたえて運動へと繋げ、筋肉の発達を促す機器です。
つまり、そもそも体重を減少させる機器ではないのです。
EMSによって期待できるのは筋肉の発達。そしてそこからの基礎代謝量のアップと、エネルギーの燃焼です。
これを簡略化して説明すると、筋肉が増えることで脂肪の減少に繋げられる、ということになります。
そして筋肉は脂肪より重いため、筋肉が増えて脂肪が減った場合は、たとえ体重が変わらなくても体積や表面積が減ります。
つまり「引き締まって見える」ようになるのです。
体重が変わらなくても、自分の体形がどうなったのか、EMSを使用した部位を中心に鏡の前でチェックしてみてください。
体組成計などで、基礎代謝や体脂肪率を計測してみるのもいいかもしれません。
しかし、特に筋肉量も脂肪量も変わらず、引き締まっても見えない場合。
そんな時は、食事がカロリーオーバーになっていないかを確認してみてください。
EMSの効果は、実際に自分でおこなう運動と比べると弱いものとなるため、食事を摂り過ぎてしまうとEMSの運動効果では追い付かず、逆に太ってしまうことだってありえるからです。
そしてもし、EMSが説明書通り正しく使えていて、かつ食事も過剰なく適量が摂れているのに全く効果が感じられないという場合は、EMS機器本体の見直しを検討した方がいいかもしれません。
信頼できる商品をしっかり選ぶためにも、商品の状態や使用状況が細かく書かれた口コミを見て、参考にすることをオススメします。
効果なしと感じるときはEMSの使い方もチェック
EMS機器が本来の機能を発揮するためには、正しい使い方も大切です。
もしあなたがEMSを使っていて、効果がないと感じたら、以下のポイントをチェックしてみてください。
・パッド(ジェルパッド・ジェルシートなど)をしっかり肌に密着させているか
・弱めの刺激レベルで使い続けていないか
・説明書に書かれている通りの頻度で、継続した使用ができているか
たとえば、電気の刺激を十分に身体へ伝えるには、パッドがしっかり密着しているかどうかが大事なポイントになってきます。
密着力が弱くなったパッドを交換したら、同じ刺激レベルで使用しても「筋肉が動いている感じが強くなった」、という声も見られます。
また、慣れてきたら刺激の強さをレベルアップすることも効果的に使用するコツです。
そして一番大切なのが、説明書にある使用頻度、たとえば「1日1回20分」などを守って継続使用できているかどうかです。
EMSによる刺激も筋トレと同じく、継続が肝心なのです。
これらの使い方については、以下の記事に詳しく書いていますので、よかったら参照ください。
参考:「EMSの効果的な使い方!4つのポイントで機能をフル活用しよう」
EMS機器販売業者が消費者庁から受けた措置命令の内容
ここからは、EMS機器を販売していた4社が2020年に消費者庁から受けた措置命令についてを解説していこうと思います。
措置命令を受けたと聞くと、EMSに不安感を持つ人もいると思いますが、該当の措置命令とは以下のものです。
消費者庁『EMS機器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について』
この内容は、EMS機器を販売していた4社の広告について、景品表示法に違反する表記が見られたというものになります。
その違反表記とは、おなかにその商品をつけるだけで一定期間でやせる、と捉えられるような内容にありました。
そしてそれに対して、消費者庁が認める合理的な根拠を示す資料が提出されなかったことが、措置命令の理由になりました。
つまり、EMS製品の宣伝方法に不備や問題があったわけです。
EMSは無重力の中ですごす宇宙船での筋力維持やトレーニング、スポーツ選手のパフォーマンスアップやコンディショニング、怪我や加齢でなどによって筋肉が減少している人のリハビリやケアの目的で、世界各国で幅広く活用されています。
EMSの電気による筋肉への刺激と運動効果自体については、確認されているのです。
参考:wikipediaより「Electrical muscle stimulation」
ダイエットコンシェルジュ編集部おすすめEMS2選
VアップシェイパーEMS
タレントのヒロミがプロデュースした「VアップシェイパーEMS」。
“着るタイプのEMS”なのでインナー感覚で身につけることができ、パッドをお腹につける一般的なEMSに抵抗のある方におすすめです。
さんまのまんま、有吉ゼミ、ヒルナンデスなど有名テレビ番組で紹介され話題になった「Vアップシェイパー」にEMS機能がついたパワーアップ商品です。
「料理しながら」「テレビ見ながら」「歩きながら」筋肉を振動させ、空間時間を活用してできちゃいます!
BONIC Pro
自宅で簡単ボディエステができる「BONIC Pro」
エステのようなケアを自宅で、をコンセプトに
・温めサポート「RF」
・気になる部位にアプローチする「キャビテーション」
・筋肉を振動させる「EMS」
と、エステサロンの鉄板人気メニューの機能が搭載されており、まさに”1台3役”の大活躍
かの有名なRIZAP WOMANが監修しています。
気になるパーツをケアしたいものの、エステに行く時間やお金の余裕がない…そんな方には使ってみて欲しい商品です。
さらに、「30日間の返品・返金保証※」もついているので、万一合わなかった時のリスクも軽減できます。
自宅セルフエステに興味のある人は、まず気軽に試してみてはどうでしょうか?
まとめ
EMSは、電気の力で筋肉を刺激し、筋肉に運動効果をもたらすことで、筋肉の発達をうながす機器です。
電気を通さない性質を持つ脂肪には作用しないため、脂肪を直接減らすことはできません。
ただ、筋肉の発達によって基礎代謝量のアップがはかれるため、そこからエネルギー消費量のアップや脂肪燃焼がのぞめ、間接的なダイエット効果が期待できます。
もしEMSを生活にとり入れてみようと思った人は、目的別・用途別のオススメEMS機器を紹介してる記事がありますので、どうぞあわせてご覧ください。