パーソナルトレーニング需要が急増中。コロナ禍でも勢いを伸ばし続ける理由
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新型コロナウイルスの感染拡大は、フィットネス業界に大きな打撃を与えました。
国内大手の「コナミスポーツクラブ」を運営するコナミホールディングスは、5月14日に2020年3月期の連結決算を発表。その内容は、フィットネスクラブを含むスポーツ事業の部門利益が99%減少したという、驚きの結果でした。
(参照:日本経済新聞「コナミHDの前期、純利益42%減 ジム休業響く」)
その一方で、マンツーマンでトレーニングや食事指導を行うパーソナルトレーニングの需要は、5月以降から急激に伸びているのです。
その背景には、コロナ禍で多くの人々感じた「危機感」と、パーソナルトレーニングジムならではの「安心感」がありました。
激増するパーソナルトレーニング需要を数字で見る
日本最大級のダイエットジム検索サイト「ダイエットコンシェルジュ」には、日々多くの問合せが寄せられています。
その件数をチェックしてみると、パーソナルトレーニングの需要が激動の2020年でどのように変化しているのかが、ハッキリと見えてきました。
コロナ禍で落ち込んだ問合せ件数が、5月〜8月で激増
実際に、ダイエットコンシェルジュの問合せ件数の推移を見てみましょう。
4月はちょうど、国内全域で緊急事態が発生したタイミングです(緊急事態措置の実施期間は4月7日〜5月6日)。同時期の問合せ件数は、それ以前の1月〜3月の半分以下にまで落ち込んでいました。
しかし6月に入り、問合せ件数は4倍以上にまで増加。1月〜3月の平均問合せ件数と比較しても、ほぼ2倍の変動です。
もともとパーソナルトレーニングジムの問合せ需要は、夏季に増える傾向にあります。それでも2019年同時期で、問合せ件数の増加率は最大約1.6倍でした。
昨年の増加率と比較しても、2020年はパーソナルトレーニング需要が高まっている。それがよく分かります。
パーソナルトレーニング需要が急激に増えた2つの理由
パーソナルトレーニングジムの問合せは、夏に増える傾向にあるとお話しました。しかし2020年は、コロナ禍にも関わらず昨年以上に盛り上がりを見せています。その理由を考察すると、大きく2つの要因が浮かび上がります。
新しい生活様式で見えてきた運動への「不安」
文部科学省の外局であるスポーツ庁は、コロナ禍による外出自粛等の影響により、次のような生活習慣の変化、身体への影響が報告されていると言います。
1)1日当たりの歩数が減少
2)体重が増加
3)休校中に運動不足や生活リズムの乱れ、自宅学習の集中力が続かないこと等の訴え
4)テレワークによる「肩こり・腰痛」「目の疲れ」等の不調の訴えが増加
5)座位時間が長くなることにより、血流の悪化や血栓ができるリスクが上昇 など
(スポーツ庁「新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について」より引用)
コロナ禍で運動する機会が減ってしまった人は、少なくありません。フィットネスクラブなどの施設で身体を動かしていた人は、特にその傾向が強いでしょう。
「今の肉体や健康を維持したいけれど、3密は避けたい。でも夏場に外で運動するのは熱中症が怖い…」
こうした不安を抱えるなかで、多くの人々が新しい生活様式に合った、運動習慣を模索するようになりました。
完全予約の個室トレーニングによる3密回避の「安心感」
パーソナルトレーニングには、フィットネスクラブにない魅力があります。それが奇しくも、コロナ禍の生活様式に合った「安心感」を人々に与えることとなりました。
まず、パーソナルトレーニングのほとんどは完全予約制です。運動をするときも、自分と担当のパーソナルトレーナーだけ。不特定多数の人々が1か所に集まるわけではないので、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑えられます。
さらに、運動機会が減っているからこそ、トレーナーの直接指導で質の高いトレーニングがしたいという理由も考えられます。こうした安心感や期待が、パーソナルトレーニング需要の増加に起因していると考えて問題ないでしょう。
ダイエットコンシェルジュの多彩なジムで、コロナ禍の不安を乗り切る
現在、ダイエットコンシェルジュには全国900以上のパーソナルトレーニングジムが掲載されています。掲載された多彩なジムが、
・健康不安を解消して、元気な身体づくりをしたい
・コロナ禍で太ってしまった体重を落として、スリムになりたい
・よりたくましい肉体を手に入れたい
こうした十人十色のニーズに応えてくれるのです。
コロナ禍の収束が見えないなか、今後も身体づくりに励む人々の心強いパートナーとして、パーソナルトレーニングジムの需要は高い状態をキープし続けるでしょう。