パワーリフティングの大会が今アツい!初めてでも観戦が楽しめるワケ
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2019年9月28日(土) 29日(日)にゴールドジム東陽町スーパーセンター体育館にて、「第74回東京都パワーリフティング選手権大会」そして「第17回東京都秋季総合ベンチプレス選手権大会」が開催されました。
選手は合計223人に登り、地区大会としては過去最高の規模となったそう。出場選手が増え、盛り上がりを見せるパワーリフティングという競技。観戦するのも、出場するのも今がアツい!と聞き、その様子をお伝えするべく取材に向かいました!
パワーリフティングは、バーベルを肩に担ぎしゃがんで立ち上がる「スクワット」、ベンチ台の上にあおむけになった姿勢からバーベルを押し上げる「ベンチプレス」、床に置いてあるバーベルを引き上げる「デッドリフト」の3種目の合計重量を競う競技です。
いわゆる「ビッグ3」といわれるウエイトトレーニングの基礎種目がそのまま競技になっているのが特徴です。(大会パンプレットより引用)
ちなみに今大会は、9月28日にベンチプレスのみの重量を競う「シングルベンチプレス」が行われ、翌日の29日に3種目の合計を競う「パワーリフティング」の大会が行われました。
まるで展示会?!楽しいブースがたくさん!
会場に足を踏み入れると、広い会場の正面には2台の競技台が設置されており、選手たちが試技を行なっていました。
そして、まず最初に目を引いたのは会場を取り囲むように配置されたジムや治療院、フィットネス器具など数々のブースでした。各企業により様々な商品・サービスが出展されており、お祭りの屋台を見て回るような楽しさがありました。
出展されているブースの方々にお話を伺いました。
とよたま手技治療院
普段は練馬に店舗を構える、とよたま手技治療院。
試技を終えた選手やこれから本番を控える選手たちが多数、身体のケアのために施術を受けていました。
ダイエットコンシェルジュのライター・川又も実際に鍼治療の施術を受けてみることに。
運動歴や痛みの問診あと実際に身体を触ってもらい、状態を診ていく院長の古川先生。
肩のハリが気になる、という相談にまずは腰に鍼を打って治療してもらいました。30分の施術が終わる頃には、肩が非常に軽くなっている不思議!鍼を打つ際の痛みも全く無く、安心して施術を受けることができます。
POWERSPORT
POWERSPORTのブースには、オーナーの伊差川さんによるデザインのTシャツが並んでいました。なんと、この大会のために沖縄から出張してきたそうです。
Tシャツ以外にも、リフティングシューズや、トレーニングベルトの販売も。
Master Mind
恵比寿に店舗を構えるMaster Mind。代表トレーナーの栗原弘教さんは、ご自身が現役パワーリフターでもあります。
近年SNSで話題になっているのが、こちらのMaster MindオリジナルTシャツ。カタカナのロゴが逆に新しさを感じさせるカッコいいデザイン。
アース製薬
こちらは誰でも名前を聞いた事があるであろう、アース製薬のブース。マウスピース用の洗浄スプレー、スポーツモンダミンの紹介をしていました。マウスピースの着用が義務化されている格闘技のシーンでは着々と広まりつつあるそうです。
武器屋.net
ONIシリーズでおなじみの、武器屋.netのブース。公式大会でも使用できるギアを取り扱う、パワーリフターにはおなじみのブランドです。
ENEGY OATSNACK
ENEGY OATSNACK(エナジーオーツスナック)は、世界的に有名なエネルギー補給スナックです。アスリートだけでなく健康意識の高い人からも大人気。
フィットネス市場
フィットネス市場は、トレーニング用品の通販サイトです。近年人気のケア用品の限定販売や、会場限定価格でウエアの特別セールを行なっていました。
海外ブランドのウエアを日本で購入すると高価になる事が多い中、非常にお得な掘出し物が多数!
写真はアメリカのフィットネスブランド、SIXDEUCEのレギンス。国内では入手困難な商品です。
ブースを見てまわるだけで楽しいパワーリフティングの大会。フィットネス/トレーニング愛好家であれば行く価値はあるでしょう。
一発に全力を懸ける真剣勝負!
「やはり、各選手が挙げられるギリギリの重さで勝負を仕掛けてくるのが観戦する上での見どころだと思います」と語ってくれたのは、東京都パワーリフティング協会の理事を務める荒川孝行さん。
「重い階級の選手の場合、スクワットで300kgを挙げる場合もあります。見ていて迫力がありますし、観客も盛り上がりますよ」とも。
パワーリフティングは、スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの順番に試技が進んでいきます。事前に申告した重量を各種目3回づつ挙げていきます。
バーベルを構えた選手の表情は真剣そのもの。向かいに座る主審の合図と共に、動作を開始します。
ベンチプレスは頭や尻が台から離れると反則になってしまうので、要注意。シビアなフォームで挑む必要があります。
赤旗が2本以上だと、試技失敗になります。ベンチプレスは観る角度によって審査が割れる場合もあるようです。
デッドリフトは床に置いてあるバーベルを引き挙げるというシンプルな種目ですが、選手によってフォームは様々。観戦の際には着目してみると面白いかもしれません。
「目標としていた重量を挙げられたときの喜びは、言葉に出来ない!」と出場選手達は次々と語ってくれました。
さらに、大会本番という勝負所で自己ベストに挑戦するのは非常に緊張すると同時に、成功した時の感覚はやみつきになってしまうのだとか。
日頃のトレーニング成果を発揮する場所として、トレーニング仲間と一緒に出て楽しむために、トレーナーとして活動するための実績作りのために、などなど大会への出場動機は人それぞれでした。
おわりに
どんどん競技人口が増えているパワーリフティングの大会。今後さらに観客と選手の両方にとって楽しめる要素が増えていくのではないでしょうか。
今後の大会スケジュールは、東京都パワーリフティング協会の公式サイトをご参照ください。 https://powerlifting.tokyo